涙と角膜
涙は、角膜と結膜を常にうるおしています。
涙のおかげで、目の表面の乾燥を防ぎ、目が荒れたり傷ついたりしない仕組みになっています。
また、本来微妙に凸凹している角膜を涙で覆うことによって、光の屈折を防ぎ、正しく光が網膜に到達することが出来るので、はっきりものを見ることが出来るのです。
そして、角膜には血管がありません。
そんな角膜に酸素を供給しているのも涙なのです。
涙に酸素を溶かし込み、角膜に酸素を送っているのです。
後もう1つ、涙には酵素や免疫タンパクが含まれています。
角膜の汚れを落とすだけでなく、細菌退治もしているのです。
涙は,上まぶたの外にある骨の内側にある涙腺から分泌されます。
分泌された涙は、目をうるおし、瞬きの作用によって目頭上下にある涙点から流れ込み、鼻の奥の粘膜から吸収されます。
これは涙の道=涙道と言い、泣くと鼻水が出てしまうのは、吸収仕切れなかった涙が鼻から出てくる現象だったのです。
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今日のお勧め記事 ⇒ コンタクトレンズによる目の病気
コンタクトレンズのケアを怠ったり、間違った使用をしていると、コンタクトレンズによる目の障害を引き起こす可能性があります。 また、その障害をそのまま放置しておくと、結果「失明する危険性がある」という危険性があるということを充分ご理解ください。 コンタクトレンズが引き起こす目の病気は、 ■アレルギー性結膜炎・巨大乳頭性結膜 まぶたの裏側が荒れ、コンタクトレンズによる機械的な刺激や汚れに対してのアレルギー反応によって起こる。 ■角膜上皮びらん 角膜の最表面部分の細胞が脱落します。
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