現代社会は、目から入ってくる情報に満ち溢れています。
パソコン・テレビ・ビデオ・DVD・携帯電話・本・雑誌などなど、多くの媒体を利用した情報が、目に飛び込んでくる時代になりました。
それでも、日中酷使した目をきちんと休めるための睡眠時間を確保すれば、目の疲れも翌日にはちゃんとリセットできるのに、録画しておいたテレビ番組を見たり、レンタルで借りたDVDで見たり、友達との長メールを楽しんだり、ネットサーフィンを楽しんだりと、夜型生活の人々が増えてきたことで、十分な睡眠を取らず、結果、目の疲れを翌日に持ち越すという人も多くなってきました。
一般的に、疲れ目を感じるような状況にあっても休息を取らなかったり、継続的に疲れ目を感じる状況にある場合に、疲れ目が眼精疲労に進展すると言われています。
疲れ目の症状としては、目の奥の痛み・目のかすみ・異物感などを感じますが、しばらく休憩したり睡眠をとれば回復できるレベルの症状です。
疲れ目を軽んじて放置しておくと、更に症状が悪化し"眼精疲労"の症状が現れてきます。
眼精疲労の症状は、目の痛み・充血・かすみ・視力低下などがありますが、頭痛・肩こり・不眠・吐き気・食欲不振と目以外の症状に発展し、更にひどくなると、眼精疲労のストレスにより、抑うつ・不安感といった自律神経系に影響を及ぼすこともあるようです。
たかが「目の疲れ」「眼精疲労」と甘く考えていると、実は目の疲れからこんなにさまざまな症状を引き起こしてしまうものなんです。
パソコンに長時間向かうことの多いあなたにも、いくつか心あたりはありませんか?