• ホーム
  • 育毛サプリとして市販されている亜鉛は男性ホルモンにも作用する

育毛サプリとして市販されている亜鉛は男性ホルモンにも作用する

2020年06月07日
髪を気にする男性

亜鉛を配合した育毛サプリにはどのような効果があるのか知りたいという人もいるでしょう。まずこの栄養素には頭皮の健康を保つという作用があるため、育毛や発毛促進に有効だと言われています。髪の毛は健康的な頭皮にしか生えてきません。体内の亜鉛が不足してしまった場合、頭皮の免疫力が低下して皮膚炎や感染症のリスクが高まってしまいます。それが薄毛や抜け毛を引き起こすこともあるので注意しましょう。

また、亜鉛はケラチンを生成する時にも必要な栄養素です。髪の毛の90%以上を占めるのはケラチンと呼ばれるタンパク質です。このタンパク質を構成する上で欠かせないのが亜鉛であり、体内の亜鉛が不足するとケラチンをきちんと生成できなくなってしまいます。結果として健康的な髪の毛が生えなくなってしまうということです。

この栄養素には5αリダクターゼを抑制するという働きもあります。5αリダクターゼは男性にとって欠かせないものであり、男性ホルモンであるテストステロンの働きをサポートしています。テストステロンは骨や筋肉、精子などの生成に関わっており、男性らしい体を作るために重要なホルモンです。

ですが、テストステロンが5αリダクターゼと結合することにより、DHTという物質に変化してしまいます。このDHTは薄毛の原因となるため、育毛サプリを利用して5αリダクターゼの働きを抑制するのがおすすめです。

育毛サプリで亜鉛を摂取するだけで薄毛を改善できると考えている人も多いでしょう。確かにこの栄養素が不足していると健康的な髪の毛は生えにくくなりますし、髪の毛の成長に欠かせない栄養素と言えます。人気の高い育毛剤や育毛シャンプーを使っていても、亜鉛が不足していたら髪の毛は生えてきません。

しかし、実際には亜鉛だけで薄毛を改善できるというわけではないので注意しましょう。薄毛になる原因は人によってさまざまですし、男性ホルモンが原因というだけでなく、生活習慣が原因になっていることも多いです。睡眠不足や血行不良、乱れた食生活などが原因になっていることもあるため、少しずつ改善していくことが大切です。髪の毛の成長に欠かせない栄養素を摂取することは大切ですが、育毛サプリに頼り過ぎないようにしましょう。

亜鉛は髪の毛にとって重要な栄養素であり、不足すると髪の毛に悪影響が出てきてしまいます。ですが、たくさん摂取すれば良いというわけではなく、過剰摂取すると副作用のリスクが高まってしまうので注意が必要です。

主な副作用としては、吐き気や眩暈、嘔吐、頭痛、発熱、倦怠感といったものが挙げられます。また、場合によっては腎臓障害や神経障害を引き起こすこともあるので注意しましょう。胃腸が強くない人の場合、副作用のリスクが高まるため、体調を確認しながら育毛サプリを摂取することが大切です。

ちなみに、過剰摂取しても初期の段階では大きな体調の変化は見られません。なんとなく体がだるいといった症状が出ることはありますが、そのまま飲み続けると症状が重くなることもあるので注意が必要です。摂取を中止しても体調が改善しない場合、病院を受診しましょう。